- うるう-びょう うるふべう 【閏秒】
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地球の自転を基にして時刻を表す世界時（UTI）と、セシウム原子を利用して表す協定世界時（UTC）とのずれを調整するために加えたり引いたりされる1秒。誤差を常に0.9秒以内に保つため、1月1日か7月1日、あるいは4月1日と10月1日の午前8時59分の最後の秒の後に調整が実施される。
- きょうてい-せかいじ けふ― 【協定世界時】
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〔universal time coordinated〕 国際協定により人工的に維持されている時刻。セシウム原子時計の刻む原子時を、天文的に観測される世界時との差が常に0.9秒以内になるように調整・管理した時刻システム。調整は閏秒（うるうびょう） の挿入によって行う。各国・各地方の標準時は、これに一定の時間差を加減して定める。UTC。
- げんし-じ 【原子時】
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天文時に対して、原子時計に基づく時系。1958年（昭和33）1月1日から始動した原子時計の示す時刻。
- げんし-どけい 【原子 《時計》】
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原子または分子の特定のエネルギー準位間の遷移による放射の振動数が安定していることを利用した時計。アンモニア分子・ルビジウム原子などが用いられたが、現在はセシウム原子や水素原子を利用している。原子周波数標準器。
- したいよう-じ ―たいやう― 【視太陽時】
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ある地点におけるみかけの太陽の時角に基づいた時刻。
- しんたいよう-じ ―たいやう― 【真太陽時】
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真太陽の時角に基づく時刻、または時法。視太陽時から光行差による影響を除いたもの。太陽の運行が一様でないため、一様な時刻ではない。
- せかい-じ 【世界時】
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〔Universal time〕 地球の自転に準拠して表示される世界共通の時刻。イギリスのグリニッジ天文台の跡地を通る子午線を基準とする。UT。
- セシウム-げんしどけい 【―原子 《時計》】
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セシウム133原子の基底状態における特定の準位間の遷移に対応する放射を利用した原子時計。この放射の振動数は現在の秒の単位に利用されている。
- たいよう-じ ―やう― 【太陽時】
- てんもん-じ 【天文時】
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原子時に対して、天体の位置観測による時法の総称。
- にほんひょうじゅんじ ―へうじゆんじ 【日本標準時】
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兵庫県明石市を通る東経135度の子午線における地方平均太陽時で、日本全土でこれを用いている。世界時より9時間早い。中央標準時。日本時間。
- ひょうじゅん-じ へう― 【標準時】
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各国・各地域内で使用されている時刻。普通、世界時と1時間の整数倍の差をもつ。
- へいきん-たいようじ ―たいやう― 【平均太陽時】
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平均太陽の時角で求められる時刻。すなわち視太陽時に均時差の補正を施した時刻。日常使用されている時刻は平均太陽時である。平均時。